59 ピアノを弾いて手が疲れる場合とその原因2卵形の謎



今回体の自然な動きを知らないことによる

動きすぎについて、


中でも一番多い指(親指は特殊ですので今回は除きます)

についてお話します、もちろん腕、肩などもあるわけですが、

この指が腕や肩の疲れとなっている場合も多いです。


また生徒さんからよく質問される、卵の形じゃないんですか?

についても説明します。


では下の四枚の写真をご覧ください




ピアノを弾く上での最も基本的な動き、


掴むの動作を載せましたが、


(見やすくするため親指はとんでもないことになってます)



左上から始まり右上左下右下の順で、

動き最終的にグーになる訳ですが、

ここで注目していただきたいのは、下二枚の写真です。


下二枚の写真での指の動く方向は、

鍵盤に影響を与えられるかどうかです。



下二枚の写真の指の動く方向は、

上に向かっているのがわかると思います。


もし下の写真で音を鳴らすには、

もはや、手首を思いっきり下げなければ、

鍵盤が下がらない状態に、なってしまいます。


よく習いたての生徒さんに多い、手首下げすぎの状態です。

つまり指で掴む動作のみで、

鍵盤に影響を与えられる動き

は、上の写真までということになります。


下二枚の動きは、動きすぎとなります、

またこの動きで音が鳴っていたとすれば、

手首に問題が起きていることになります。

さてこれを踏まえたうえで、教則本に出てくる、

卵の形とは、この四枚で言うところのどこに当たるかといえば、

二枚目と三枚目の間となります。


つまり、もう音がなっていなければならない、状態なのです


ですから弾き出す前が、卵型ではもうこれ以上鍵盤を下げられず、

弾けない事になります。弾けたとしたら、

手首をとんでもなく、下げた状態になってしまいます



そこで私なりに、どうしても卵という言葉を使うのであれば、

言葉を補足し

卵型を稼動範囲の限界値として弾く

これが正解かなーと思うのですが

ややこしい、、、、

もし卵にこだわらない方は下の写真をご覧ください




手を下にだらっと下げた状態です

この状態でもすでに少しだけ指は曲がっています。


この状態から先ほどの、上二枚までの写真の中の動きで弾くと

動きすぎは避けられると言うことになります。


今自分の動きが、鍵盤に影響を与える動き以上のことをしていないか、

もう一度確認してみると、無駄な動きを減らせ、

結果疲れ軽減にもつながりますので、確認してみてください。







60 ピアノを弾いて手が疲れる場合とその原因3
















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