60 ピアノを弾いて手が疲れる場合とその原因3



今回は楽器の動きの事を知らないことによる、


動きすぎついて


最初に下の画像をご覧ください。

 

今御覧いただいたのは、ピアノの鍵盤の最大可動域です。


こ難しい事を言いましたが、なんてことは無い、

底まで押した状態ということです。


改めて見てどうでしょう、幅にして指一本、

およそ7ミリの可動範囲。


短いと思いませんか?

この距離の中で、ありとあらゆる音色、

音量をつけて表現するわけですから、きわめて繊細な、

調整が必要であるとわかると思います。


これらの事をふまえたうえで、自分の手の動きは、

はたしてこの7ミリを動かすために本当に

必要な動きのみをしているだろうか?


鍵盤よりも上での動きが大きすぎやしないか?

もちろん腕の重さを使うときには、

上から落とす距離によって、

出てくる音量に影響が出てきますから、

必要な鍵盤外での動きも当然出てきます。


しかし、逆に本等にこの7ミリ間のみで、

コントロール可能な場面で、それ以外に無駄に動いてはいないか?

これを考えてみてください。


もしも最小限の動きで目的の音が出せるのであれば、


それ以外の動きは、基本無駄な動きとなります。


そしてその無駄な動きをしている分、

目的の動きまでのロスが生じ、

そのロスを埋めるために早く動く。


すると疲れるという悪循環になります。



よく早く指が回らなくて困っていると言う悩みを、


質問されますが、


たいてい、レッスンしてみると、動かないのではなく、

動く距離が多すぎ早く動いても間に合わない

と言う事のほうが多いです。


例えるのなら、どうも200メートル走のタイムが、

悪くて、一生懸命練習しているのですがー、、、、に対して、

あなたの出ている競技は、

100メートル走ですよと言うことになります。


100メートル走ればよいところを、

もう100メートル手前からスタートしていれば、

当然ゴールのタイムは遅いし、

倍走って練習していますから当然疲れます。



なので早いぱっセージで疲れてしまうというときは、

早く動かす事よりも、

動かす距離を減らせないかを考えてみる。


逆転の発想です。


早く動かないのではなく、早く動いても、

間に合わないルートを走ってはいないか?


これを見直して、短い距離のルートを見つけると、

結果疲れの軽減につながると思いますので、

もう一度自分の動きで、動きすぎているところが無いか、

確認してみましょう。







61 ピアノを弾いて手が疲れる場合とその原因4















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