25 ピアノの出来る事が最大のデメリットになる事も



02でピアノは、完璧な楽器ではなく、

非常に歌いにくい楽器と、書きましたが、

逆にピアノには出来て、歌には出来ない事も当然あります。


普通ならばできる事=メリットになるはずなんですが、

その出来てしまうことが、最大の欠点に、

なる事があるのを、今回紹介します。


ずばり、ピアノに出来る事での欠点とは、


ブレスなく弾けてしまう。

遠い音もすぐ弾けてしまう。

ブレス無く弾ける、遠い音も弾ける、ではなく、

弾けてしまう

と書いたのには、理由があります。


これこそが、歌っているように聞こえない、

最大の欠点でもあるからです。


ピアノは無尽蔵に、永遠に弾けてしまうし、

両手をつかえば、2オクターブ、3オクタープ、

余裕で交互に、高速で鳴らせます

ところが、歌は必ず、息を吸わねばなりませんし、

跳躍音程で素早く歌えません


嘘だと思った方は、、2オクターブ間の音を

交互に素早く歌ってみてください。

次に、隣どうしの音を、交互に歌ってみてください。

〔ドレドレドレみたいなの〕

どっちが大変か、すぐわかると思います。


メロディーをピアノで、歌おうとしているのに、

歌の人が、必ずとるブレスを使わず、

ピアノが、無尽蔵に弾いてしまったり、

すごい跳躍音程を、いともあっさり、サクッ弾いていては、

当然、歌っているように、聴こえる訳が無いのです。


ではどうするか?

それは次の章で詳しく紹介します





次章 26 出来ないことを真似ると、あら不思議


















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