63 幼稚園教諭を目指している方へパート2
大学内試験編
前章で大学のガイダンス資料をもらって、
真っ青になってからの続きです。
まずブルグミューラは、
初めから用意した曲ですので、問題はありません。
(とは言うものの、この時点でドの位置は、
どこかレベルの状態でしたら、ほぼ絶望的状況ですが、
この一年半の大学に入る前の蓄積が、
かなり大事だったと思います)
そこで問題になってくるのは、バイエルです。
80番から終曲の中から、二曲指定という部分となってきます。
もちろん初見がきき、指定されてからで十分間に合うというのが、
理想ですが、それも60番にようやく到達した時点では、
厳しいでしょう。
では視点を変えて、この試験は、
いったい何を試そうとしているのかに、
着目するのが大事になります。
ざざっと80から終曲までの流れを見ると、
うっすら見えてきます。
ずばり 大きく二つ スケールと半音階をメインとしたものに、
プラス付点のリズムと3度
とりあえず、めぼしい曲をピックアップしてレッスンし、
あとは自分でも、一回はさらってみる方式で、予定を立てました。
まぁだいたい似たり寄ったりの内容が、
続くのも多いので、これは前の方法でいける的曲はあらかじめ、
使うテクニックのみ指示で、もし時間的余裕ができたら、
ピックアップ以外もレッスンする流れとなりました。
何度も愚痴をこぼすようですが、
週1 一時間レッスンでもこのギリギリの内容なのに、
大学の15分レッスンで何を見るのか疑問ですが、、、
そもそも一回生徒が、弾ききる時間も、無いと思うのですが、、、
生徒とふたりでブーブー言いながら、
時には一週に2回など追加レッスンをしながら、
何とか乗り切りました。
案の定大学のレッスンでは、生徒が一曲とおして、
ここが弾けてませんね、
練習しましょうのみのレッスンのようでした。
ここが弾けてませんね いっぱい練習しましょうで、上手くなるほど、
ピアノは甘くないはずですが、、、
そもそも弾けていない箇所など、本人でも、
はたまた全くの素人でも、指摘はできるものです。
問題なのは何故弾けなくなっているのか、どうして弾きにくいのか
どうすれば弾けるのかを理由付で説明してあげるのが、
レッスンのはずですが、、、
ああ、今思い起こしてもブーブー言いたくなる始末です。
そんな三ヶ月を経て、試験一週間前の曲発表
ゴリゴリのスケール曲と、
半音階の二曲と用意したブルグミューラーと決まり、
苦笑い
これなら、スケールと半音階をあらかじめ指定して、
ブルグミューラ2曲のほうが、
はるかに本人の身になるカリキュラムだと思うのですが、
とりあえず、予想的中で余裕の試験クリアとなりました。
とここまで、愚痴だらけで書き綴っていますが、
いくら文句をたれても試験をクリアしないことには、
先に進めないわけですから、仕方ありません、、、
とこのような流れが、大学内の一年目となります。
因みに後期は、ブルグミューラと弾き歌いだったのですが、
二年次の内容と大体かぶりますので、
次章で二年学内テストと、
幼稚園教育実習先のピアノの流れの時に紹介します。
最後にこの時点での感想としては
、ピアノはなるべく早い段階で習い出しておいたほうが、
良いかと思いました。
なにしろ忘れてはいけないのは、
このほかに、普通の大学の授業や試験を、
こなしていると言うことです。目安として、
全くの初めての方でしたら高校1年後半くらいから、
習い出していれば、何とかなるかなーと思いました。
64 幼稚園教諭を目指している方へパート3
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